頑張るのほんとの意味は、

かつては、頑張ったけど負けたよ、とかよくつかうことばだが、この当て字の頑張るは
「頑固に主張する」とも読めてぴったりのようだけど、実は『近世上方語辞典』(前田勇著)によれば、それは間違いだそうだ。
もとは「目張」と書いていた。

やはりガンといえば目なんだ。「がんをつけやっがたな」とか 脅かされることを経験した人もいるだろう。

つまり「頑張る」とは「気をつける」「目をつける」とかの意がもとの意味のようなのである。
今でもこの頑張るという言葉をひじょうに嫌う人がいる。 国学者の山田孝雄氏などもこの頑張るは嫌われていたそうでる。たぶん、猜疑固陋な自己主張の意味も付加されて嫌われたものと思う。

今でもやくざ隠語でがんばるは「見張る」につかっているというのも、わかる気がする。
詩人で作家の室生犀星もこの「頑張る」はきらっていたようだ。 おそらく「がんばる」という語感もきらわれた理由の一つではないかと思う。あまりにも上品な語感ではないからである。

人それぞれに受け止め方が違うから「がんばれ」を、うかつにいうのもどうかと思う。
応援は応援でいいんだけど、ほかに応援の言葉がないから、つい「がんばれ」といってしまうのだけれど。(世の中には最近がんばりたくないというひとも多くなったらしいから気をつけないいけない)でも汗を流してがんばっているたとえば高校野球の練習風景をみても、 ついガンバレと言いたくなるよね。
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